2019.06.28
熊野古道 中辺路

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世界遺産である熊野三山に至る熊野参詣道を熊野古道と言います。そのうち、田辺から本宮、新宮、那智に至る山岳路が「中辺路」(なかへち)と呼ばれています。中辺路の体験ルートは熊野古道入門として人気が高く、古道初心者の観光客でも気軽に熊野古道を体験する事が出来ます。とは言え、道中は山道なのでスニーカーを履いてのぞみましょう。

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隊列の先頭は現地の案内人の方です。道中所々で立ち止まって、わかりやすく説明をしてもらえます。一旦歩き始めると約90分の行程となるので暑い時期は水分を持参する事をオススメします。古道を歩くのになくてはならい杖は案内人が用意してくれます。山道は非常に滑りやすいので杖以外の物は手に持たないようにしましょう。山道を歩いて行くのは大変ですが、当時の旅は人影の少ない長く険しい山道を越えるだけでなく、たとえ寒い早朝であっても水垢離(水浴び)をして心身を浄めながら、ひたすら熊野の神々や仏の救いを心に念じ熊野三山へと歩みを進めるもので、山岳修行色が極めて濃厚でした。

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登山をする方はご存知かも知れませんが山道脇には、このような積まれた石が所々に置かれています。道しるべのために置かれる事が多いそうです。熊野古道も一度踏み入ってしまえば山道なので、むやみに道しるべを崩さない方が良いかもしれませんね。

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道中では牛馬童子像(ぎゅうばどうじぞう)を見ることができ、箸折峠(はしおりとうげ)にある牛と馬の2頭の背中の上に跨った像で、花山法皇の熊野巡礼を模したものとも言われており、今では中辺路のシンボル的存在となっています。過去には頭部が切り取られ盗難された事件がありました。現在の像の頭部は復元された物になっています。不思議なことに復元後、盗難にされた頭部は付近のバス停のベンチに置かれていたそうです。

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この体験ツアーの集合、ゴールは「古道歩きの里ちかつゆ」になります。歩きはじめてから約90分と気軽に楽しむ事のできる内容となっています。ゴールしてからお土産を買ったり、食事をしたりと楽しめる施設です。熊野古道を歩いてみたい方は入門編としてお試しください。